腎臓病教室で学ぶ、腎臓の健康管理

7月9日、弊社会議室で「腎臓病教室 出前講座」を行いました。

講師として、聖マリア病院腎臓内科 松井 礼先生に来ていただきました。

「腎臓病教室」では、腎臓の健康維持に関する重要なポイントについて学び、その中で、普段の生活で意識すべきことや腎臓病のリスクについて多くの情報を得ることができましたので、ここで一例を紹介します。

  1. 塩分の過剰摂取と高血圧…塩分を過剰に摂取することによる高血圧が、腎臓に大きな負担をかける
  2. 腎機能低下の気付きにくさ…腎機能が30%以下にならないと自覚症状が現れない場合が多く、診断が遅れがちである
  3. 治療の大変さ…腎臓病が進行した場合、血液透析や腹膜透析といった治療が必要になり、時間や手間がかかる
  4. 身近な発見の可能性…意外にも、水虫などで病院を訪れた際の血液検査で、腎臓の機能低下が発見されるケースもある
  5. 脱水症状と急性腎不全のリスク…特に夏季は、熱中症や脱水症状による身体の水分再吸収の負担から、急性腎不全を引き起こすリスクが増す

 

講習を受ける社員は、持参した自分の健康診断の血液検査項目を見直すことで、腎臓の状態を把握し、予防策を講じることの重要性を改めて感じました。

腎臓の健康を守るためにも、日々の生活習慣を見直す良いきっかけとなった教室でした。